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【平成28年度】活用レポート 地域のイベントと連動した年次有給休暇の取得促進 | 働き方・休み方改善ポータルサイト

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Academic year: 2018

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全文

(1)

休暇取得 に向 けた環境づくり に取組みましょう

 年次有給休暇の付与日数のうち、5 日を除いた残りの日数につ

いては、労使協定を結べば、計画的に休暇取得日を割り振ること ができる制度です。(労働基準法 39 条 6 項)

 この制度を導入することによって、休暇取得の確実性が高まり、 労働者にとっては予定した活動を行いやすく、事業主にとっては 計画的な業務運営が可能になります。

経営のトップによる社内への

休暇取得促進の呼びかけ 管理者が率先して休暇を取得 労働組合等による企業、労働者への働きかけ

休暇の取得促進に向けて、労使が協力して取組むことが必要です。具体的には、

計画的な取得のために、

事業場全体の

年間計画に

のような年次有給休暇を

組み込んでみましょう

年次有給休暇活用レポート

地域の特性を活かして!

年次有給休暇を活用して秩父夜祭など

地域のイベントに参加しましょう

1

2

3

「働き方・休み方改善ポータルサイト」を活用して、働き方・休み方改善のヒントを見つけましょう

年次有給休暇の

「計画的付与制度」

を活用しまし

 次年度のカレンダーを作成する際に、年休の計画的付与日数 4 日間を事業場のカレンダーに組み込んでいます。

 また、取引先にも年間の営業カレンダーをお知らせし、理解 を得る努力をしています。

 そのほか、従業員の誕生日にアニバーサリー休暇として、あ らかじめ年休取得を決めておき、職場の仲間に知らせることで 休みやすい雰囲気づくりを行っています。

年休の計画的付与

 秩父地域では、サービス業での他の人の仕事を代われるよう に製造業での多能工化を行い、少人数でも年次有給休暇を取得 しやすい体制を作っている事業場があります。

 少ない人数でも1人1人が事務作業・受付業務・接客業務な どができるように、お互いの業務を教えあい、お互い様の気持 ちでカバーしあうことで、年次有給休暇の取得率 80% 以上を実 現しています。

応援体制作り

15 日 5 日

事業主が計画的に付与できる 従業員が自由に 取得できる

(例)年次有給休暇の付与日数が 20 日の従業員の場合 付与日数から 5 日を

除いた残りの日数を 計画的付与の対象にできます

厚生労働省が運営する「働き方・休み方改善ポータルサイト」で は、働き方・休み方の改善に役立つ情報をご提供しています。

◆ ◆

働き方・休み方改善指標(所定外労働の状況、年次有給休暇の 取得率等)による自己診断ができます。

診断結果に基づく対策方法をご提案しています。

企業の具体的な取組事例(所定外労働の削減、年次有給休暇の 取得促進、朝型の働き方の取組等)をご紹介しています。 働き方・休み方改革に関する自治体の取組を掲載しています。

働き方・休み方改善ポータルサイト 検索

企業や事業場の実態に応じた方法を活用しましょう 企業または事業場全体の休業による一斉付与方式

全従業員に対して同一の日に年次有給休暇を与える方法。製造部門な ど、操業を止めて全従業員を休ませることのできる事業場などで活用 されています

班・グループ別の交替制付与方式

班・グループに交替で年次有給休暇を付与する方法。流通・サービス 業など、定休日を増やすことが難しい企業、事業場で活用されています。 年次有給休暇付与計画表による個人別付与方式

年次有給休暇を付与する日を個人別に決める方法。夏季、年末年始、ゴー ルデンウィークのほか、誕生日や結婚記念日など従業員の個人的な記 念日を優先的に充てるケースがあります。

秩父地域の皆様へ

秩父地域ではこんな取組をしている事業場があります

5.あなたの職場でも取り組んでみませんか?

秩父夜祭(秩父市)

川下り(長瀞町) 丸神の滝(小鹿野町)

天空を彩るポピー (皆野町) あしがくぼの氷柱

(横瀬町)

7

秩父川瀬祭

5

http://work-holiday.mhlw.go.jp

 秩父市   横瀬町   皆野町   長瀞町   小鹿野町  厚生労働省  埼玉労働局  秩父労働基準監督署

秩父商工会議所 皆野町商工会 長瀞町商工会 西秩父商工会 荒川商工会

春 夏 秋 冬

3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2

山田の春まつり(秩父市)

美の山桜まつり(皆野町)

小鹿 神社 春まつり(小鹿野町)

川瀬祭り(秩父市)

秩父音頭祭り(皆野町)

船玉祭り(長瀞町)

よこぜ まつり(横瀬町)

龍勢まつり(秩父市)

歌舞伎・郷土芸能祭(小鹿野町)

秩父夜祭(秩父市)

鉄砲祭り(小鹿野町)

桜 ・しだれ 桜

(皆野町・長瀞町・小鹿野町)

芝 桜

( 秩父市)

さる すべり

(秩父市)

ダリア まつり

(小鹿野町)

寺坂 棚田彼岸 花

(横瀬町)

ロウバイ

(長瀞町)

イチゴ狩り

(秩父市・長瀞町・小鹿野町・横瀬町)

紅葉

秩父 三大 氷柱

(秩父市・小鹿野町・横瀬町)

ラフティング・ 川下り

( 長瀞町)

ポピー

(皆野町)

( 秩父市)

節分草

(小鹿野町)

花しょうぶ

(小鹿野町)

あじさい

(秩父市・長瀞町)

萩・ 桔梗

(長瀞町)

花 ハス

(秩父市)

福寿草 ・秩父 紅

(秩父市・小鹿野町)

問い合わせ先 平成 28 年度 地域の特性を活かした休暇取得促進のための環境整備事業(厚生労働省委託事業)

(2)

2. 秩父地域で休暇取得促進にむけた環境づくりに取り組みました

3. 秩父地域の年次有給休暇取得に関する労使の意識を調べました

1.なぜ年次有給休暇の取得が必要なの?

 厚生労働省では、平成 28 年度、秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・ 小鹿野町と連携し、「地域の特性を活かした休暇取得促進のための環 境整備事業」を行いました。

 秩父地域の関係者による連絡会議の開催、社会保険労務士による地 域の事業場訪問での計画的な年次有給休暇取得等の働きかけ、ポス ターやリーフレット、新聞広告や折り込み、車内吊り広告による事業場や 地域の皆様への年次有給休暇の取得の呼びかけを行うなど、秩父夜祭 (本祭)の 12 月3日をはじめとする秩父地域の各種イベントをきっかけ

とする、年次有給休暇を活用した、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・ バランス)の実現に向けた環境づくりを支援しました。

 取組後の事業場・従業員の皆様に対するアンケート調査により、秩父地域の休暇の現状と今後の 方向性についてまとめました。

 アンケート調査結果から、年休取得がもたらすメリットについて理解がある一方、計画的付与制度の導入、 互いに助け合えるような職場環境の改善、休暇を取得しやすい環境づくりなどが課題となっています。  少子高齢化による労働力人口の減少が予想される中、育児や介護などの事情を抱える人が働き続けられる 環境をつくることが、今後より重要になってきます。

 このため、日頃からの業務平準化への取組に加えて、仕事の進め方の工夫や、仕事を分担できる ような取組などが求められます。現行の働き方や休暇の過ごし方などについて労使間で問題を共有 し、話し合う機会をつくることがとても重要です。

 また、休暇取得を含め、働きやすい環境づくりについて、地域が一体で取組むことが重要です。 地域ぐるみで取組めば、賛同する企業も増えてくるとともに、若い人が地域に定着できる環境 づくりにもつながります。

 ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組を官民と地域が一体で実践し、働く人にやさしく、 住みやすいまち『ちちぶ』を目指しましょう。

労使の話し合いの機会と年休の計画的な取得の関係

 年次有給休暇の取得について「話し合いの機会 がある」と回答した従業員の 68.6%は計画的な休 暇の取得ができていました。「話し合いの機会はな い」と回答した従業員で計画的な休暇の取得がで きていたのは 39.2%でした。

 事業場で年次有給休暇の取得について話し合い の機会を持つことが、計画的な休暇取得に有効で あるといえます。

4

重点実施日の取組状況

 秩父夜祭(12 月3日)に向けて、事業場を休業としたり、 年次有給休暇取得を奨励するなど、何らかの取組を行っ た事業場は、6割を超えました。

重点実施日の取組状況

1

年休を取得することの

メリット

 事業場、従業員ともに、「心身の健康につ ながる」、「モチベーションが向上する」、「従 業員の定着率が良くなる」、「社内の雰囲気が 良くなる」、「仕事の効率が上がる」という回 答が多くみられました。

2

 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現のためには、労働時間や休日数、 年次有給休暇の取得状況など、従業員の健康と生活に配慮し、多様な生き方に対応したも のへ改善することが重要です。

従業員が年次有給休暇を取得することのメリット(複数回答)

話し合いの機会と年休の計画的な取得の関係

4.今後の方向性について

64 .9

60 .0

2 8 .7 2 8 .7

5.3 1 1 .3

1.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成2 8年度

平成2 7年度

行った 行ってい ない その他 無回答

3 1 .9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

5 3 .2

4 6 .8

2 5 .5

1 9 .1

8 . 5

5 . 3

5 8 .8

4 7 .5

1 9 .6

2 2 .1

2 6 .0

5 . 9

7 . 4 従業員の心身の健康に繋がる 従業員のモチベーショ ンが向上する 従業員の定着率が良くなる 社内の雰囲気が良くなる 仕事の効率が上がる 優秀な人材が集まる 社内の人間関係が良くなる

事業場 従業員

年休取得に関する労使の認識のギャップ

 「休んでも後でかえって本人が多忙になるような働き 方の職場だから」、「仕事の量が多すぎて休んでいる余 裕がないから」は労使とも2割前後の割合であり、共 通の認識を持っています。

 しかし、「休むと職場の他の人に迷惑になるから」、  「周囲の人がとらない雰囲気があるから」と回答した従 業員の割合は事業場の割合を大きく上回っており、労 使の認識に差がみられます。

 「休暇中のサポート体制(代替要員の確保等)」、「年 次有給休暇の計画的な付与制度の導入」が重要であ ることは、労使が共通の認識を持っています。  また、従業員では、「年次有給休暇の取得の義務化 」、「休暇をとりやすくするための職場の雰囲気の改善 」、「不慮の事態に備えた特別休暇の拡充(病気休暇、 看護休暇、介護休暇など)」との回答が事業場の回答 より多く、これらの取組も求められているといえます。

3

年次有給休暇が取得されにくい理由

年次有給休暇を取得しやすくする取組

2 1 .3

2 0 .2

1 8 .1

1 7 .0

16.0

5.3

3.2

2 0 .6

2 2 .1

32 .8

2 1 .1

1 1 .8

13.7

1 0 .3

0% 10% 20% 30% 40%

休んでもかえって 本人が多忙になるから 病気や急な用事のために 残しているから 休むと職場の他の人に 迷惑になるから 仕事の量が多すぎて 休んでいる余裕がないから 交代勤務により一斉に休むことが できないから 周囲の人が取らない 雰囲気があるから 年次有給休暇を取得することに 罪悪感を感じるから

事業場 従業員

2 8 .7

26.6

2 1 .3

2 1 .3

2 1 .3

1 8 .1

13.8

25.5 29.9 2 2 .1

2 8 .4

2 0 .1

2 7 .5

32 .8

0% 10% 20%

休暇中のサポート体制 (代替要員の確保等) 年次有給休暇の計画的な

付与制度の導入 仕事量の見直し (残業時間の削減等) 休暇をとりやすくするための

職場の雰囲気の改善

経営トップや管理職の意識改革 不慮の事態に備えた特別休暇の拡充 (病気休暇、看護休暇、介護休暇など)

年次有給休暇の取得の義務化

事業場 従業員

34 .3

15.1

34 .3

2 4 .1

31 .4

56.6

0 .0

3.6 0 .0

0 .6 0% 20% 40% 60% 80% 100%

話し合いの機会がある

話し合いの機会はない

計画的付与制度を導入しており、計画的に取得している 計画的付与制度は導入していないが、計画的に取得している

計画的に取得していない その他 無回答

年次有給休暇の 取得促進

年次有給休暇をしっかりと 取得できないと・・・

社員にも会社にも メリット

▼労働者のストレス増加

▼職場の雰囲気の悪化

▼仕事の生産性の低下

計画的な年次有給休暇の 取得により・・・

参照

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